アポの時間に遅刻した際のマナー
社会人になればビジネスのうえで取引先やお客様にアポイントメントを取り、訪問や来訪で面会を経験することは頻繁にあります。
そしてアポイントメントを取った以上は、約束した場所に時間までに到着していることが絶対条件であり、社会人としてもビジネスマンとしても最低限のマナーであることは言うまでもありません。
しかし、どのような仕事でも不測の事態というのは起こり得るものです。
電車の遅れや道路の渋滞などによる遅刻は、その典型です。
とは言え、たとえそれが事実だとしても言い訳にはなりません。
なぜならば、不測の事態に備えて早め早めに準備して行動できてこそ、プロのビジネスマンであり社会人だからです。
それができなかった以上、落ち度があると言われても、言い訳する余地はありません。
ましてや反論などは論外であり、ビジネスマンとして失格です。
では、万が一遅刻してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
まず、遅刻には大きく2通りあります。
予め遅刻しそうなことが判っている場合と、うっかり忘れていて既に遅刻が確定的な場合です。
前者の場合、遅刻すると判明した時点で素早く相手方に連絡を入れるべきです。
これだけでも、相手の時間的コストや労力を軽減でき、こちらの真面目さや誠実さも示すことができます。
後者の場合には、直ちに電話を入れてお詫びをすることです。
そして、お詫びに直接こちらから伺う約束を取ることも忘れてはいけません。
両者のケースで共通する基本的マナーとしては、相手が怒り心頭だったとしても言い訳せず、とにかくひたすら謝罪することです。